頭皮のフケの原因と正しい対策ケアまとめ
気をつけて頭を丁寧に洗っているのにフケが出てしまうという人もいると思います。フケは古くなった頭皮の角質が剥がれたものです。地肌は、自然にターンオーバーを繰り返していて、健やかな地肌であれば古くなった細胞が目に見えないくらいの垢となり徐々に剥がれ落ちますが、何らかの影響でターンオーバーのリズムが狂うと、まだ未熟な細胞が目に見えるくらいの大きさでごっそり剥がれてしまいます。これがフケの正体なのです。フケは他人に対して不快感を与えてしまいますし、自分で気がついていたら日常生活や仕事中も気になってしますのではないでしょうか。フケは丁寧に洗ってケアしていても出てしまう場合もありますし、かゆみや抜け毛、脱毛の原因にもなってしまいます。主な要因は地肌の皮脂と地肌にも存在する常在菌(マラセチア菌)と人によって違う肌質があげられます。そんなフケの原因と対策、ケアについてまとめてみたいと思います。
目次
フケの主な原因は2つ
実はフケの原因は大きく2つの原因に分類できます。皮脂が多くでてしまう脂漏(しろう)と頭皮に皮脂が少なく乾燥して発生するものです。それぞれにケアの方法が異なりますのでまずは自分はどちらのタイプか見極める必要があります。
脂性フケ
頭皮からは皮脂が分泌されていますが分泌される量が多くなった状態が脂漏です。脂性フケの特徴は大きな塊でフケが落ちます。脂性フケの原因はマラセチア菌ですが、頭皮の皮脂を食料としています。そのため頭皮の皮脂量が増えること=脂性フケの原因であるマラセチア菌の増殖となります。免疫力が低下すると分泌物による影響を受けフケが出ます。揚げ物やスナック菓子のような脂分の多いものを好んで食べると皮脂が多く出るため、脂性フケが出やすくなります。
まとめると脂性フケは以下3つの要因になります。
- 皮脂の増加
- マラセチア菌の増殖
- 免疫力の低下
乾性フケ
頭皮に皮脂が少なく頭皮は乾燥することででるフケです。脂性フケの大きな塊のフケとは違ってサラサラの細かいフケがでます。頭皮が乾燥しすぎているのでシャンプーの頻度が高する可能性があります。毎日シャンプーをするのは洗いすぎだったりしますので分が必要以上に皮脂を洗い流していないか一度確認してみましょう。今まで毎日洗っていた方は、2日に1回とか3日に1回にしてみたり毎日洗 わないと気持ちが悪いという方はシャンプーを洗浄力の低いものに変えてみることをお勧めします。皮ふ科の新澤みどり院長は、「脂性の人でない場合、シャンプーは3日に1回程度が良い」と言っています(シャンプーは3日に1回)。自分の頭皮にあったケアで頭皮を乾燥から守ってあげることが大切です。乾燥した頭皮には、油分を補って椿油でしっとりとさせたら良くなったという声が多くあります。椿油は昔から頭皮ケアグッズとして支持されていますので、椿油を使ってケアするのも効果的ですよ♪ダイソーの桃の木櫛を使うとさらに髪もサラサラになっていいことだらけですよ♪
お勧めシャンプーと椿油
工着色料や人工香料を使っていない、無香料・無着色の無添加弱酸性シャンプーで下記のような低刺激のシャンプーを使えば、シャンプー剤が頭皮に残ってもかぶれにくいです。
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皮脂が過剰に分泌される原因と対策
フケの原因である皮脂の過剰な分泌は様々な鯨飲があります。主には生活週間による乱れが原因ですので下にあげた生活習慣に心当たりがある人は気をつけてケアしてみましょう♪
- 睡眠不足
- 食事時間の乱れ
- ホルモンバランスの乱れ
- ビタミンBの不足
- 入浴、洗髪、洗顔を 全くしていない
もし、日々の生活習慣の改善で効果が見られない場合は脂漏性皮膚炎、アトピー、頭部白癬など 皮膚病の可能性がありますので皮膚科に行きましょう。逆にフケを気にしすぎて何度もシャンプーをしたり、頭皮をガシガシ洗って頭皮の皮脂を奪いすぎてしまうと、頭皮は乾燥を防ぐために過剰に皮脂を分泌してしまいますそれが脂性フケにつながります。
毎日使うシャンプーは頭皮の負担にならない低刺激なアミノ酸系シャンプーなどの刺激の少ないものを選びましょう。洗浄力の強すぎるシャンプーは、頭皮の皮脂を必要以上に奪いそれが逆に皮脂の過剰分泌につながります。
シャンプーなどのケアも大切ですが、生活習慣など内側からのケアも重要になります。睡眠不足やストレスは皮膚の抵抗力を低下させますので最低でも1日に6時間は睡眠時間を確保するようにしましょう。また、毎日同じ就寝時間・起床時間にすることも大切です。
頭皮も血行が悪くなれば、栄養不足になって頭皮環境は悪化してしまいます。運動を習慣化することをおすすめします。1日20分ほどウォーキングをしたり、軽くストレッチしたりすることから始めてみましょう。
正しいシャンプーの仕方
間違ったシャンプー方法は脂性フケの原因になります。シャンプーの仕方や回数を見直しましょう。以下のことに注意してシャンプーをしてみてくださいね♪
- シャンプーは1日に1回まで
- お湯の温度は38度前後のぬるま湯がよい
- シャンプーは少量を手のひらで泡立ててから頭皮につける
- 頭皮は指の腹でマッサージするように洗う
- たっぷり時間をかけてすすぎを丁寧に行う
- コンディショナーは毛先だけ
- 髪を洗ったらすぐに乾かす
脂性フケを予防するのに大切なことはできるだけ頭皮に刺激を与えずに洗い、カビが繁殖する環境にならないように汚れをしっかり落とすことです。
シャンプーは少量を泡立ててから使う
シャンプーを泡立てずにそのまま使う人がいますが、そのような使い方だと頭皮に大きな負担をかけることになるだけでなく汚れは取れません。シャンプーは500円玉サイズを意識して手に乗せてから、しっかりと泡立ててから頭皮を洗うようにしましょう。
たっぷり時間をかけてすすぎを丁寧に行う
これは頭皮にシャンプーの成分を残さないようにするためです。毛穴の奥の汚れまでしっかりと洗い、シャンプーの成分が頭皮に残らないように時間をかけてすすいでください。シャンプーの成分が残っていると、頭皮が炎症を起こしたり、フケ症の原因になります。
コンディショナーは毛先だけ
コンディショナーを頭皮にはあまりつけないように気をつけて下さい。コンディショナーは毛先だけに使用することで皮膚常在菌が繁殖したり頭皮が荒れることを抑制することができます。
髪を洗ったらすぐに乾かす
皮膚常在菌はカビは湿気を大好物としており湿った環境で繁殖しますので、自然乾燥はいけません。洗髪後はタオルで髪の毛の水分を取った後にすぐドライヤーで髪の根元から乾燥させるようにしましょう。低めの温度で、風量を強めにしてあまり頭に近づけ過ぎず風を当てるようにすると髪を傷めないで乾かすことができます。
シャンプー選びはすごく大事
シャンプーはフケ対策に最も効果があります。逆にフケの大きな原因にもなっていると言えますので毎日頭皮を洗うのに使うシャンプーは頭皮にあったものを選ぶ必要があるのです。高いシャンプーだから大丈夫とか価格で選ぶのではなく入っている成分で選ぶようにしましょう♪シャンプーを変えたらフケが悪化したとか、フケがでるようになったということは多く女性の間で話題にされていますので多くの人がシャンプーの相性があるとも言えるのです。
市販されているシャンプーの成分には自分の頭皮と合わないものも含まれている可能性がありますので購入するときによく成分を確かめることをお勧めします。下記の成分のシャンプーが一般的です。
- 保湿剤 増泡剤 防腐剤
- ラウレス硫酸Na ラウレス硫酸TEA
- アミノ酸系界面活性剤
- ラウリル硫酸Na ラウリル硫酸カリウム
この成分一覧に界面活性材や合成界面活性剤という文字を見つけたら購入しないほうがいいです。お勧めのフケ頭皮ケアシャンプーを紹介します♪
フケ頭皮ケア用シャンプー
フケとりシャンプーとして、抗真菌薬ミコナゾールが含まれているコラージュフルフルネクストシャンプーが効果的です。
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コラージュフルフルネクスト シャンプー うるおいなめらかタイプ本体400ml+詰替280ml フケ かゆみ にも 感想(61件) |
以上、フケの原因と正しい対策のまとめでした♪参考になりましたでしょうか。脂性フケであれ乾性フケであれ、自分で色々と試してみて改善しない場合は膚科医に相談することをお勧めします。脂漏性皮膚炎など頭皮の病気が原因のフケであると自分では改善することは難しくなりますので大切な頭皮を守るためにも早めに診断をうけてください♪