高齢者がエアコンを使わない「冷房が体に悪いから」の本当の理由
最近ニュースで高齢者がエアコンを使わなかったことによる熱中症による死亡のニュースが多く報道されています。エアコンを使わなかった理由として「冷房が体にわるいから」と言われていますが本当の所はどうでしょうか。調べてみました。高齢者の熱中症は自宅での発症が多くなっています。エアコンの未使用と水分の摂取不足が原因です。私達ができることしてあげなければならないことをこの記事を読んで考えてもらえることを願っています。
エアコンを使わない理由
・リモコン操作が難しくて操作できないのを隠すために嘘の理由を言っている
・何割かは認知症でエアコンのリモコン操作ができない
・冷房をつけようと思ったら暖房運転させてしまって変え方がわからない
・もったいない、節電、節約という考えがある
私達が思うこと
エアコンを使わない(使えない)理由を知ってとても悲しくなりました。高齢者のエアコン嫌いの一因として、面倒くさい、人工の冷気が嫌い、暑さを 感じないというのは表向きの理由で、自らが認知症などを理由にリモコンの操作が難しくて出来なくなり、それを自分自身が認めたくない、他人に知られたくな いための、代替的意見行為だということ。このような話は新聞やニュースで何度も報道されていますが大きな問題にはなっていません。メーカーは「リモコンを紛失しそうな高齢者がエアコンを使えないのは、命に係わる」という認識が必要で「高齢者が死なない設定」というボタン一つ用意した「らくらくエアコン」みたいなものを開発してほしいと思う。
参照元: 国立環境研究所
最高気温が高くなるにつれて発生率は上昇しますが、35℃を超える日の発生率は特に高齢者で顕著です。こういった日には高齢者への熱中症予防対策としてエアコンの使用やこまめな水分補給が重要となります。
エアコンの電気代
エアコンの電気代が高いからとか節電のために付けたくないという高齢者がいますがエアコンは一日かけっぱなしでも150円くらいしかかかりません。なので一ヶ月つけっぱなしで4500円程度しかかからないことになります。当然熱くない日や寝るときは3時間タイマーなどをかけると思いますのでもっと安くなります。一回病院に運び込まれたことがある人はわかると思いますが、エアコン1年分以上の医療費はかかりますし、なによりも命に関わります。私達としてはおじいいちゃんおばあちゃんにはエアコンをつけるようにちゃんと説明してエアコンの使い方を大きな紙とかに書いて説明してあげるべきだと思います。熱中症になってからだといくら水分をとっても吸収されませんし筋肉も動かなくなるので救急車を呼ぶこともできなくなります。なので暑い日はエアコンの効いている部屋でこまめな水分補給をさせてあげる必要があるのです。